ドイツで賃貸物件を探していると、日本とは制度が違って戸惑うことも多いかと思います。賃貸物件の検索をインターネットでしていたら、見慣れない言葉があったりして、戸惑うこともあるでしょう。
例えば、日本でも最近は賃貸契約を結ぶ際に、保証人ではなく、保証会社を通す審査が増えてきていますが、ドイツでは、個人が賃貸契約を結ぶとき、保証人も保証会社も基本的に必要ありません。
その代わりに、賃貸契約を結んだ場合に、入居希望者に本当に支払い能力があるのかどうか、オーナーが審査できるように、支払い能力を証明する書類を提出するのが一般的です。
特に大都市では、一つの募集に入居希望者が殺到するため、審査に厳しくなり、応募に要求される書類も多い傾向にあります。
要求される書類は、身分証明証や最新の3か月分の給与明細など、さまざまですが、その中でもSCHUFAが多くのケースで提出を要求されます。
SCHUFAとは何でしょうか。初めてこの言葉を目にした方にはわからないかと思います。そこで、SCHUFAの説明とその入手方法についてご紹介します。
SCHUFAとは
SCHUFAとはSchufa Holding AGというドイツの民間信用調査機関のことで、物件の賃貸や購入の際に必要とされているのはSchufaが提供する信用情報 (Bonitätsauskunft)です。
SCHUFAの入手方法
Schufaの信用情報は四半期に一回更新されますが、年に一度は無料で申請できます。しかし、SCHUFAで検索すると上の方に出てくるページは有料申請に案内されてしまいます。
SCHUFAの無料申請をする方法は下記の通りです。
- ステップ1一番右のSCHUFA-Datenkopieを選びます
- ステップ2Datenkopie nach Art. 15 DS-GVOを選びます
- ステップ3氏名、生年月日の入力
- ステップ4住所の入力
- ステップ5最近引っ越しをしたかどうかの確認
- ステップ6任意でEメールの入力
- ステップ7申請完了
- ステップ1画面左上の縦に並んだ3つの点をタップしPrivatpersonを選択
- ステップ2ドロップダウンメニューでSCHUFA-Datenkopieを選択
- ステップ3Jetzt beantragenをタップ
- ステップ4Datenkopie nach Art. 15 DS-GVOを選択
- ステップ5氏名、生年月日の入力
- ステップ6住所の入力
- ステップ7最近引っ越しをしたかどうかの確認
- ステップ8任意でEメールの入力
- ステップ9申請完了
申請してから数日後に郵便でSCHUFAから信用情報が届きます。
また、Bonifayという選択肢も無料で申請できますが、広告が多く、申請方法が判別し辛いので、この申請方法をおすすめします。
賃貸契約前に必要になる可能性のあるその他の書類
信用情報 (Bonitätsauskunft)=SCHUFA以外にも賃貸契約希望者には、オーナーから提出を要求される可能性がある書類がいくつかあります。
Mieter/innen Selbstauskunft – 賃借人の情報開示
内容は、苗字、生年月日、現在の住所、電話番号、職業、手取り月収など。ImmoScout24でもフォームを無料でダウンロードできますし、オーナーからフォームを渡されることもあります。
Mietzahlungsbetätigung – 家賃支払い確認
あなたの現在または以前の賃貸物件のオーナーにあなたが家賃を定期的に支払っていたことを確認してもらう書類です。人気のある物件などは、オーナーが多くの希望者の中から誰に入居してもらうかを判断するために、この書類を要求することがあります。
Identitätsnachweis – 身分証明
パスポート、滞在許可証、IDなど
Einkommensnachweis – 収入証明
最新の給与明細3か月分や自営業の場合は所得税評価、学生の場合は親の家賃保証申告書など
まとめ
ドイツと日本ではお部屋探しの仕方も異なることが多く、最初は戸惑うことと思います。
特にSCHUFAは聞きなれない言葉で、賃貸を希望する際に提出する可能性がある書類だということは認識しているけど、実際どんなものかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今は信用情報が必要でないとしても、必要になった時にすぐに行動に移せるように、請求方法について把握しておくことは意味があると思います。
信用情報が用意できなかったせいで、希望してたお部屋が借りられなかったなんて悲しいことが起きないように、お部屋探しを始めたら早めに準備することをおすすめします。
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