Eメールやメッセージアプリが出てきたことで、昔よりも手紙を書く機会はだいぶ少なくなりましたが、それでも公式な文書や解約届など、手紙での手続きのみしか受け付けないという場面もまだありますよね。
普段、手紙を出す機会が無いと手元に切符がないことが普通かと思います。ですが、わざわざ外へ切手を買いに行くのも手間ですよね。
ドイツ郵便のサイトで切手を購入して自宅までは配送してもらうこともできますが、切手を自宅まで配送してもらうには時間がかかるし、郵便料金は頻繁に値上げされたりするので、そんなに買いだめしても使いきれないですよね。
そんな場合でも、簡単に手続きできる方法があるのをご存じでしたか。
そこで今回は手紙を送りたいときにすぐに切手料金を支払って発送できる便利な方法についてご紹介します。
手紙を送りたいときに自宅で切手料金を支払って発送できる方法2選

私が一番おすすめする方法は、Post & DHL アプリを使って切手料金を払い、受け取った数字を封筒に書き込んで郵送するというものです。
もう一つの方法は、ドイツ郵便の公式サイトShop der Deutschen Postで印刷用の切手を購入することです。
どちらも簡単に切手を購入することができます。手続きに必要なものや手続き方法についてご紹介しますね。
Post & DHL アプリ ー 切手の貼り付けなしで郵送
手続きに必要なもの
手続きに必要なものはほとんどありません。
- スマートフォン
- Post & DHL アプリ
- インターネット接続
- オンライン決済方法
- ペン
手続き方法

2.手紙の場合は”Brief”を選びます


5.数量を選びます
6.メールアドレスを入力します

8.規約とキャンセルの権利の確認にチェックを入れます
9.”Jetzt kaufen”で購入確定します
コードは#PORTOと8桁の英数字でできています

Shop der Deutschen Post でのInternetmarkeの購入
手続きに必要なもの
- パソコン、タブレットまたはスマートフォン(パソコンがおすすめ)
- インターネット接続
- プリンター
- オンライン決済方法
支払い方法は、PayPal、クレジットカード(VISA, Master, American Express)、Google Pay、Apple Pay、SEPA口座引き落とし(会員登録済みの人のみ)です。
手続き方法
郵送したいものに合った選択肢が無い場合はAnderen Portowertをタップします

“In den Warenkorb“をクリックすると買い物かごに商品が入れられます

– Absender und Empfänger hinzufügen (発送者と受取者を追加することができます)
-Motiv auswählen (イラストを追加することが可能です)
発送者・受取者の情報とイラストを両方入れることはできません。また、スマートフォンではこの両方とも使用することができません。
また、印刷された住所が間違っている場合、使用することができなくなります。その場合はカスタマーサービスへ連絡して返金を請求してください。
A4サイズの紙やシール、封筒に印刷する方法があり、それを選択した後、“Druckvorschau als PDF“をクリックするとテストバージョンのPDF生成され、PCにダウンロードされます。
テストバージョンのPDFはPCで操作した場合のみ使用可能です。
また、登録したメールにもプリント画面へのリンクと請求書が添付された注文確認メールが届きます。
受取人の住所を記載したInternetmarkeは、封筒の中央、宛名欄の部分に貼ってください。
この方法ではドイツ国内の書留などの追加サービスを含む手紙とはがき、書籍や商品の郵便料金、国際郵便でも追加サービスを含むはがきと手紙、2キロまでの書籍の郵便料金の支払いができます。
またInternetmarkeを使用した手紙やはがきの発送の場合、2のPost&DHLアプリを使用してInternetmarkeのQRコードをスキャンすると、発送物の状況について呼び出すことができます。ですが、書留のように投函証明や配達証明は発行されません。

Internetmarkeは購入後3年目の年末に有効期限が切れますので、購入したらすぐに使用するようにしましょう。
まとめ
切手を買える場所は減ってしまいましたが、郵便ポストの数は多いので、発送するだけならそこまで手間にならないかと思います。
アプリをインストールする必要はありますが、ユーザー登録をしたりする必要はなく、また追加で料金がかかったりもしません。
とても便利なので、手紙を送る際にはぜひ試してみてくださいね。


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