【コッツウォルズドライブ旅】ハリーポッターロケ地も満載のLacockの見所は?

Lacockの見所は?

ロンドンも見どころ満載ですが、都会の喧騒から少し離れて1時間ほど車でドライブすると、別世界のようにのどかな風景が広がっています。

初めて訪れたのになぜかホッとする、物語の世界に出てきそうなかわいい村がたくさんあるコッツウォルズ地方。

そんなコッツウォルズ地方から少しはずれた南に位置するレイコック/ラコック(Lacock)は、ハリーポッター映画のロケ地となった村です

ナショナル・トラストによって管理されているこの小さな古い村の中にギュッと見どころが詰まっているので、コッツウォルズ地方をドライブするなら、ちょっと足を延ばして訪れてみるのはいかがでしょうか。

目次

Lacockはどこにあるの?

コッツウォルズ地方には有名なバイブリー/バイベリー(Bibury)や、ボートン/バートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton-on-the-Water)などの村がありますが、コッツウォルズ地方から少し外れた南側にレイコックは位置しています。

レイコックから近くて有名な町はバース(Bath)です。

バースは温泉の語源となったということでも有名で、ローマ時代の温泉が残されています。

レイコックはそのバースからは車で約30分。オックスフォードからは約1時間20分。ロンドンヒースローからも約1時間30分です。

イングランドで最も美しい村とも言われたバイブリーからは車で約1時間かかります。

Lacockの駐車場は?

レイコックの駐車場(National Trust Village Car Park)は、見どころの一つでもあるレイコック・アビー(Lacok Abbey)から徒歩ですぐのところにあります。

この駐車場はナショナル・トラストの管理下にあり、ナショナル・トラスト会員の方は駐車料金がかかりません。

元々は駐車券販売機が稼働していたようですが、2025年現在、販売機にはカバーがかかっていて使用できませんでした。

その代わりに簡易テントが立てられ、そこで2人のスタッフさんが駐車料金の支払いの呼びかけをしていました。

ナショナル・トラストの会員以外は1日5ポンドです。

支払いはコンタクトレス決済で行いました。

私たちが観光し終わって帰る16時過ぎにはテントには誰もいなくなっていたので、その場合は支払いをしなくて良いのだと思います。

レイコックの村内には路上駐車がたくさんされていましたが、村の中心部の多くの路上駐車場所は住民専用ですので、注意が必要です。

Lacockのハリーポッターのロケ地は?

レイコックは村の端から端まで徒歩で行けるような小さな村ですが、村のあちこちにロケ地が存在します。

レイコック・アビー(Lacock Abby)

レイコックに来たら外せないのがレイコック・アビーです。

ネガ・ポジ法を発明した写真家の屋敷だったレイコック・アビーですが、最近では数々の映画やドラマの舞台となったことでも有名です。

周りは羊が放牧されていて、のんびりとした雰囲気です。

私が行った時期はイースター休みだったこともあり、チケットを購入する前のスペースで地元の子供がイースターイベントを楽しんでいるのを見かけました。

チケットは当日購入可能です。

こちらの建物に入ると、チケット売り場があります。

入場料は一人20ポンドでした。

Cloisters(回廊)

ハリーポッターシリーズ1作目「ハリーポッターと賢者の石」や「ハリーポッターと秘密の部屋」でホグワーツの廊下として使用されています。

Lacock Abby 回廊
Lacock Abby中庭

Warming Room(暖房室)- 大きな釜のある部屋

同じく「ハリーポッターと賢者の石」で教室として使われています。クィレル先生の授業で登場します。

映画にも出てきそうな大きな釜が置いてありますが、映画には使われていません。

Warming Room

The Sacristy(聖具保管室)

聖具保管室は「ハリーポッターと賢者の石」でスネイプ先生のポーション教室として使用されました。

実際にみるとがらんとしてましたが、映画になると印象が随分違います。

この機会に映画のシーンと比較するのも楽しいですね。

Chapter House Room

チャプターハウスルームは「ハリーポッターと賢者の石」と「ハリーポッターと秘密の部屋」で魔法の鏡のシーンで使用されています。

Chapter House Room

レイコックアビーの部屋はファンタスティック・ビースト(The Crimes of Grindelwald)の映画でも使用されています。

ハリーの両親の家

村の教会からすぐの場所にハリーの両親の家として使用された建物があります。

「ハリーポッターと賢者の石」でハリーの両親と赤ちゃん時代の回想として使用されました。

ハリーの両親の家

ちょうどツアーの団体と一緒にこの場所に着いたため、写真を撮るのに少し待ちました。

Horace Slughorn’s Hideaway (スラグホーン教授の隠れ家)

レイコックにはスラグホーン教授の家として使用された建物もあります。

「ハリーポッターと謎のプリンス」で登場。

個人の家なのでプライバシーに注意して見学しましょう

レイコック村

「ハリーポッターと謎のプリンセス」ではダンブルドアとハリーがバドリーバーバトン村としてレイコックの村を歩いているシーンがあり、村のあちこちがロケ地になっています。

レイコック村を訪れる前にバドリーバーバトン村のシーンを見ておいたら、さらに村を歩くのが楽しくなりますよ。

まとめ

レイコックは小さいですが見どころがギュッと詰まった村です。

一番の見どころであるレイコック・アビーだけ見て村を出てしまうのはもったいないです。

田舎らしいのんびりとした雰囲気のなか、ハリーポッター映画のロケ地を巡りながら、お散歩気分で村を歩いてみることをおすすめします。

コッツウォルズをドライブするなら、有名なバイブリー/バイベリーやボートン/バートン・オン・ザ・ウォーターだけでなく、ぜひレイコックまで足を延ばしてみてください。

近郊の町バースとまとめて巡るのもおすすめです。

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