世界屈指の学問の地オックスフォードにはハリーポッターのロケ地がいくつもあります。
その中でも見逃せない場所の一つがボドリアン図書館 (Bodleian Library)です。
ボドリアン図書館の内部は基本的にツアーでしか見学できないため、ツアーに参加する必要があります。
ツアーは30分、60分、90分のツアーがありますが、ボドリアン図書館内のハリーポッターのロケ地であるディビニティ・スクール(The Divinity School)とDuke Humfrey’s Libraryは30分ツアーでも見学が可能です。
ですので、オックスフォードでの滞在時間があまりないけれど、ハリーポッターのロケ地を効率的にみたいという方には30分ツアーがお勧めです。
ただし、観光客が多い時期に事前にツアーのチケットを購入するのはコツがいるなと感じました。
そこで、事前にツアーのチケットを購入する方法と、事前にツアーのチケットが購入できなかった場合の対処法についてご紹介します!
事前にオンラインでツアーのチケットを購入しよう
旅行の予定をきちんと立てて行きたい方にはオンラインでのツアーチケットの購入をお薦めします。
ツアーチケットは公式ページで購入できます。
30分ツアーの購入方法
30分ツアーをオンラインで購入する方法を見る








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私がチケットを購入しようとモニタリングしていた時は、約1か月前にオンラインでチケットが発売されていました。
2025年3月16日のチケット販売状況を見る



上は2025年3月16日に撮ったスクショですが、4月16日までのチケットが発売されており、4月14日分まではすでにすべて売り切れになっていました。
私は15日のツアーを狙っていたのですが、15日は特に理由も記載されていなかったのですが、30分ツアーチケットの販売はされず、旅行の最終日だったので、16日のチケットでは遅すぎたため、困ったことになりました。
この時期はイースター休暇だったため、旅行者も多かったのだと思います。
30分ツアーが取れなかった!?どうする?
私のように狙っていた日にちで30分ツアーが取れなかった場合、選択肢としてはまずは、60分、90分のツアーに参加するというのもあります。
ただし、60分、90分ツアーもオンラインではあまり発売数は多くないため、売り切れになっている場合も多いです。
それでも、事前に予定を組んでおきたいという方にはディビニティ・スクール(The Divinity School)とDuke Humfrey’s Libraryを別々に予約するという方法があります。
Duke Humfrey’s Library
先ほどと同じリンク先のページの“Book Duke Humfrey’s Library tour“から予約ができます。
この場合、このツアーだけで30分となり、料金は10ポンドです。(2025年4月現在)
ディビニティ・スクール
チケットはリンク先ページの”Explore the Divinity School”から購入可能です。
こちらはガイドなしで15分のツアーで、料金は大人2.5ポンドです。16歳未満のお子さんがいるご家族ならファミリーチケット8.75ポンドもあります。
この方法は通常の30分ツアーならば一人10ポンドで済むのに対し、一人12.5ポンドかかることになります。
ですが、この方法でしたら事前に旅行の予定を立てておくことができます。
オンラインでチケットが取れなかったらどうする?
先ほどご紹介した1と2の方法は事前に予約ができるため、旅行の予定が立てやすくなるのですが、ボドリアン図書館のwebサイトで発売しているツアーは販売されている時間帯も少なく、あなたの旅行の予定に合わないこともあるかと思います。
事前に予定が立てられてなくても、運がよければ見学できたらいいなと思っているなら、おすすめの方法は当日の朝に現地でチケットを購入する方法です。
私は2の方法でチケットをとっていたのですが、ツアー時間に遅れて参加できず、現地でスタッフさんに教えてもらったこの方法で次の日の朝にチケットをとりました。
2025年4月に私が行った際のチケットオフィスの営業時間は月曜日から金曜日は午前9時から午後4時45分、土曜日は午前10時から午後4時45分、日曜日は午前11時から午後3時45分でした。
チケットオフィスはボドリアン図書館の道を挟んで向かい側にあるWeston Libraryにあります。

写真にある自動ドアから入って右側にInformationデスクがあり、そこでチケットの購入ができます。

この写真を撮った日は2025年4月15日です。4月15日はオンラインでは30分ツアーの発売がなく、購入できませんでしたが、現地では30分ツアーがこの日は3回開催されており、チケットセンターの営業開始時間に行ったときにはどれもまだ売り切れていませんでした。
その他にも60分ツアーも3回、オックスフォードウォーキングツアーも2回開催されており、販売されていました。
2でご紹介したDuke Humfrey’s Libraryツアーについてはオンライン販売されていたため、すでに売り切れとなっていました。
チケットセンターの営業開始時間10分前から5,6組くらいが自動ドアの前で待っていましたが、皆さん購入できたようで、営業開始15分後にはインフォメーションデスクはまた人が並んでいない状態になっていましたよ。
30分ツアーに参加してみた
ボドリアン図書館のツアーの受付はディビニティ・スクールの入り口です。検索してもClarendon Buildingまでしかたどり着けなかったので、結構迷いました。
ため息の橋(Bridge of Sights)があるCatte Streetから行くとすぐにディビニティ・スクールの入り口が見えるのでお勧めです。
Catte Streetからボドリアン図書館を見たところ。奥の銅像の後ろに見えるのがディビニティ・スクールの入り口です。

30分ツアーではまず、ヘッドフォンを渡され、ディビニティ・スクールに通されました。ツアー開始までは自分たちで写真を撮ったり、展示物を見たりできます。

ハリーポッターのどの部分でディビニティ・スクールが使用されたのかの説明の展示もありました。
ディビニティ・スクールは、ホグワーツの医務室として、また、「炎のゴブレット」でマクゴナガル先生が指導するダンスレッスンのロケーションとして使用されたそうです。
ツアーが始まるとまずディビニティ・スクールの説明を受け、その後、上の階にあるDuke Humfrey’s Libraryに行きました。
この図書館は学生が使用しているため、静かに見学する必要があり、そのためのヘッドホンだったようです。写真撮影禁止だったという話も聞いていましたが、私が行った2025年4月時点ではフラッシュ撮影とビデオ撮影は禁止でしたが、写真撮影は可能でしたよ。

Duke Humfrey’s Libraryはハリーポッターの映画ではホグワーツ図書館として使用されました。

まとめ
最近は観光地を訪れるには事前にオンラインでチケットを予約しないといけない場合が多いですが、事前に希望のチケットを購入できなくても、ボドリアン図書館に関してはまだあきらめる必要はありません。
私はハリーポッターのロケ地でもあるディビニティ・スクール(The Divinity School)とDuke Humfrey’s Libraryの両方を見学することができとても満足しました。
もし、あなたがせっかくオックスフォードまで行ったのだから見てみたいと思っているようでしたら、ぜひあきらめずにトライしてみてくださいね。

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