一年で一番長い休みである夏休みにお子さんと一緒に日本へ一時帰国することを考えている方も多いかと思います。
ですが、日本の夏は年々どんどん暑くなり、せっかく一時帰国していてもお出かけするのも少し億劫に感じてしまうこともありますよね。
そこで今回は、私が子供と実際に一時帰国の際に行った、おすすめの室内のお出かけスポットについてご紹介します。
キッザニア (KidZania)
キッザニアは日本では東京、甲子園、福岡にある子ども向けの職業体験型テーマパークです。
キッザニア東京はららぽーと豊洲内にあり、屋内でさまざまな職業を体験し、キッゾという施設内で使用できる通貨を稼ぐことができます。
アクティビティの対象年齢は3歳から15歳です。
職業を体験する際にはその職業のユニフォームを着て行うのですが、特に小さな子供たちが小さなユニフォームを着ておしごとを頑張ってる様はとてもかわいいです。
私の子供たちも小学生くらいまでは一時帰国するたびにキッザニアに行っていました。
ハイチュウを作ったり、火事を消したり、パイロットになってみたりと毎回とても楽しんでいて、良い経験になりました。
チケットは毎月1日に、当月を含む3か月先の予約がここで可能です。
料金は時期や時間帯によっても変化するので、公式ウェブサイトで確認してくださいね。
チームラボ
東京には現在チームラボの展示がふたつあり、麻布台ヒルズのチームラボボーダレスと豊洲にあるチームラボプラネッツTOKYO DMMです。
お子さんと夏に行くなら私のおすすめは、豊洲にあるチームラボプラネッツTOKYO DMMです。
どちらも屋内の施設でデジタルアートを体験できる施設ですが、豊洲のチームラボでは大人のふくらはぎ程度の深さの水に入る箇所があり、夏のお出かけにぴったりです。
自分が触ったり動いたりすることで映像が変化したりして、その世界観の中に自分も没入できます。
チケットは現地では販売されておらず、公式サイト等で事前に購入する必要があります。
大人:3,800円から
中学生・高校生:2,800円
子供(4歳から12歳)1,500円
3歳以下:無料
カップヌードルミュージアム
カップヌードルミュージアムは横浜と大阪池田にあります。
世界発のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した日清食品の創業者の安藤百福さんの「クリエイティブシンキング=創造的思考」を数々の展示を通じて体感することができます。
横浜のカップヌードルミュージアムはの最寄り駅はみなとみらい線のみなとみらい駅と馬車道駅でそれぞれの駅から徒歩8分です。
大人:500円
高校生以下:無料
私のおすすめはチキンラーメンを手作りできる「チキンラーメンファクトリー」と自分のオリジナルのカップヌードルを作ることができる「マイカップヌードルファクトリー」です。
小さなお子さんには自分自身がカップヌードルの麺となって生産工程を体感できるアスレチック施設の「カップヌードルパーク」もおすすめです。
チキンラーメンファクトリー
年齢制限: 小学生以上
料金: 中学生以上 1,000円/小学生:600円(消費税込み)
予約:事前に予約が必要です。体験を希望する日の3か月前の同日の10時から予約開始されます。
マイカップヌードルファクトリー
年齢制限: なし
料金:1食500円(消費税込み)
予約:体験するには、当日配布の「整理券」または事前予約の「マイカップヌードルファクトリー利用券付入館券」が必要です。
カップヌードルパーク
年齢制限:3歳以上、小学生以下、身長90cm以上
料金:1回500円
予約:当日カップヌードルパークの受付カウンターでチケットを購入
チキンラーメンがどうやって作られるのか体験を通して学ぶことができたり、オリジナルのカップヌードルを作る工程も楽しいですし、持ち帰って自分が作ったチキンラーメンやカップヌードルを食べることで後日まで楽しむことができますよ。
詳しくは公式サイトを確認してくださいね。
工場見学
社会科見学のイメージがある工場見学ですが、お子さんの興味があるもの、例えばお菓子などの工場見学でしたら、暑い夏でも屋内で楽しむことができます。
江崎グリコ(Glico)では工場見学は関東では千葉と埼玉で開催されています。
パピコかセブンティーンアイスの生産の見学ができ、試食ができます。
併設のグリコキッチンではアイスクリーム手作り体験が有料でできましたが、2025年6月現在は停止しています。
ポッキーやプリッツの生産過程の見学ができます。
併設のミニファクトリーではジャイアントポッキーにデコレーション体験ができます。
体験申込について
参加費:1人500円
体験申込は見学日の3日前までに電話連絡が必要です。
年齢制限:小学生以上
工場見学の予約は江崎グリコのウェブサイトからオンラインでできます。
釣り体験・寿司握り体験
釣船茶屋ざうおは店舗内に生け簀があり、竿をレンタルすれば、自分で魚を釣ってその魚を使って調理してもらうことができます。
釣りを楽しみつつ、魚を自分でさばかずに料理を楽しむことができます。
また、各店舗でそれぞれ、お子さんが寿司作りを体験できる教室を開催しています。
以前私たちが、他のお寿司教室で体験した時はかなりお手頃な値段で体験ができたのですが、今回改めて調べたところ、インバンド需要の影響かお寿司体験教室もかなり高くなっていました。
ざうおの料金は他と比べてお手頃だと思うのでちょっと体験してみたいというお子さんには良いかと思います。
開催日、時間、料金がそれぞれ違うのでウェブサイトで確認してみてくださいね。
科学実験イベント
東京千代田区の科学技術館では、体験型の展示を通して科学に触れられるだけでなく、科学実験のイベントも行っています。
大人:950円
中学生・高校生:600円
子供(4歳以上)500円
チケットは窓口販売です。
夏休みには子供向けの科学実験ショーも期間限定で開催しています。
2024年は8月3日4日の二日間でした。
年齢条件:小学生以上中学生まで
また、2か月に1回かがく実験教室も開催されているので、予定が合えば訪れてみると新しい体験ができると思います。
科学実験イベントの詳細はこちらで確認できます。
水の科学館
年齢が小さくてまだ科学技術館のイベントは難しいという場合には、東京有明にある水の科学館がおすすめです。
東京都水道局が運営する水に関する科学館で、無料で入館できます。
館内施設、アクア・ラボラトリーでは水の性質を利用した体験装置があります。
霧のリングを飛ばしてみたり、シャボンの壁を作ってみたりと楽しみながら水について学ぶことができます。
入り口を入ってすぐの場所には、水で遊べるコーナーもあり、小さなお子さんでも楽しめますよ。
まとめ
熱い日本の夏でも、せっかく一時帰国したなら、めいいっぱい楽しみたいですよね。
でも特に小さな子供と一緒なら、熱中症には気を付けたいところです。
水分補給などの熱中症対策を万全にしつつ、屋内の施設をうまく利用して、楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。

コメント